トーマの部屋 ルナリアン

巷では、かぐや殿下と呼ばれている。なぜか地球に降りて音楽を作っていた月面人。

冬馬先生的作曲講座2 追奏編(保存版)

どうもこんばんわ♪冬馬です。
今宵は、作曲講座第二夜 追奏編にお越しいただきまして誠にありがとうございます。

今宵は、パッフェルベルのカノンが題材です。
この曲は、一定のベース音(低奏)が終始繰り返されます。
そして、3つのバイオリンが同じ旋律で追いかけっこをする作品となっています。
かえるの合唱と一緒です。(図参照)
vio.jpg
まず、第1・第2バイオリンについて、
第2バイオリンが第1バイオリンを追いかけます。第一バイオは逃げます。

この二人の旋律は、ずっと追いかけっこで、どうなのかと思われますが、
拍毎に見てみると和音が成立しているのです。(図参照)
2_20080201032624.jpg
追いかけっこをしながらも、第1バイオリンが忙しくなると、
第2バイオリンが和音の法則上で支えています。

逆のパターンも見られます。
第2バイオリンが忙しくなると、第1バイオリンが追われながらも、
和音の法則にそって、相手を気にして支えています。(図参照)
3.jpg

つまり、同じ五線譜(世界)とベース音(運命)の中の二人、
いつの間にか、心地よい和音も切ない和音も存在していたのです。
これは、とっても素敵な関係ですね。

そして、第1も第2も忙しくなると、第3バイオリンが支えだします。
ずっと追いかけてきていた第3バイオリンは、忘れてしまいそうな心地よさと切なさ、
”和音”がそこにある事を、思い出させてくれるのです。

この第3バイオリンの存在は一体何なのか。
二人を支えるもの。

愛ではないのかと考えます。

結婚されている方は、「子」とも言うかも知れませんね。

一番遅く演奏を始めるパートなのですが、
すでに序盤から追いかけてきています。

このように、心地よい和音、切ない和音を繰り返しながら、
ずっと3つのバイオリンの、追いかけっこなのですが、終盤に行くにつれて、

第1バイオリンは、第2バイオリンから逃げるのをやめ、
第1・第2(二人)は、第3バイオリン(愛)から逃げるのをやめ、
最後は、一つの心地よい和音のフェルマータ(延長)で終わるのです。(図参照)
4.jpg

二人は愛から逃げるのをやめ、心地よさを手に入れます。
しかし、切ない和音も音楽を彩る上では必要なものです。

第1バイオリン(追われる方)は、第2(相手)と第3(愛)に気づいたら、
音楽が終わる前に、逃げるのをやめてみましょう。

第2バイオリン(追う方)は、第3(愛)に気づいたら、
あきらめない。音楽が終わったらもう追わない。

この追う追われるの関係が一つの音楽(恋愛)だとすれば、
長すぎても疲れてしまいます。短すぎては何もわかりません。
永遠に続く音楽はなく、長さがそれぞれ決まっています。

私の場合はいつも、第2バイオリンだったつもりが、
いつの間にか、第1バイオリンと入れ替わっていたり。
振り向いたけど誰もいなかった。みたいな。ありえな~い!


明日から、あなたも、
五線譜の上で、運命感じてみてください。


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ネットTV「かぐやの相談室」第4話公開
http://www.tohmanet.com/tv.html
ゲスト:内田晃史さん(職業:ミュージシャン)
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この記事のコメント

読んでくれてありがとう♪
2008-01-26 Sat 05:05 | URL | Tohma #FDDq9IZE[ 内容変更]
とっても素敵な話ですね♪
2008-01-25 Fri 21:01 | URL | あすか #-[ 内容変更]
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